ピアノ練習曲別参考動画集

ピアノで新しい曲を練習する時に、うまくリズムがつかめなかったり、全体の曲の流れを把握したいという方に練習曲別の動画をまとめてみました。 譜読みの段階であまり動画に頼りすぎると譜読みが苦手になってしまう事もあるのでご注意下さいね。

2019年06月

轟千尋 おつきさまのはなし★ピアノ発表会 初級向け 演奏動画集

  演奏時間30秒~45秒ほどの短い曲、
ピアノ初級のお子様の発表会にぴったりな轟千尋さん作曲の おつきさまのはなしを今回は紹介します。
関係ないですが、この作曲家の轟千尋さん、とっても美人なお姉さんなんですよ!!

演奏時間が短目な事もあって、以前に紹介した同じ轟千尋さん作曲のママのだいどころとセットで2曲発表会では演奏するお子さんが結構多いです。

↓のコンサートピースコレクションには、今回紹介する おつきさまのはなし の楽譜も入っていますし、ママのだいどころの楽譜も入っています。


タイトルからしてコンサートピースコレクション
なので、発表会にぴったりの曲ばかり収録されていてとてもおススメの1冊です。

轟さんの作曲した曲は大好きな曲が多いので今後も紹介していくことが多くなると思います。
このおつきさまのはなしなどのように、小さな子供向けの曲であっても、
曲想をしっかり入れて演奏すると、というか上手な人が上手に演奏すると
子供向けとは思えない美しい曲なんです。

ピアノの曲は難易度じゃないな!!
と思わせてくれた作曲家さんの一人です。

ちなみに話がいつものようにそれますが・・・。

言い方が悪いですが、ピアノをやっている子の、特に親御さんだと思うんですが、
難しい曲を弾けるようになる事こそ!!

みたいな方って結構いると思うんです。
今年の発表会の曲は去年よりどれくらい難易度上がったかな?!
同じ学年の子はどれくらいの難易度の曲を??

とか・・・。
素人の癖に生意気ですが、もったいないな~って思うんですよね。
簡単そうというか、実際にピアノを軽々弾ける方には簡単な曲であっても
それも曲としてとても素晴らしいのに、早く早く難しい曲をと・・・

私は結構自分の子供の通っているピアノ教室の子供たちの中に
「この子の演奏好き!!ファンです!!」って子が何人かおりまして・・

この子があの曲弾いたら素晴らしい演奏をきかせてくれるんだろうな・・・
でも初級向けの曲なんてもう弾いてくれないのかな・・・
って思う事結構あります。

では動画です。
下の動画はまさに!!
大人(?じゃないかも、高校生くらいかも??)
の女性が表現豊かに演奏してくれています。
心を込めてしっかり演奏すると、
子供向けの曲だなんてぜったいに馬鹿に出来ない!
という事がよくわかる動画だと思います。



次はいつものpianeysさんの動画です。


エルメンライヒ 紡ぎ歌★初中級 ピアノ発表会向け動画集

  今回紹介するのは、ピアノ初中級向けでよく発表会で演奏されます、エルメンライヒ(Ellmenreich, Albert)の紡ぎ歌(Spinnliedchen)です。

この曲はエルメンライヒ作曲のピアノ曲集、音楽の風景画という曲集の中の1曲です。
↓は紡ぎ歌だけの楽譜です。お間違えの無いように・・・。

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子供たちが演奏する曲の中でもかなり有名な楽曲だと思いますので聞いた事のある方が多いと思います。

わが子もピアノ発表会では演奏しませんでしたが、普段使う教本にこの曲が入っておりまして、演奏したことがありました。

メロディーが右手と左手で入れ替わったりと初心者には簡単には演奏できる感じではなく、かつテンポの良い曲なので、そのあたりを自然な流れでテキパキと演奏するのに少し苦労していたように記憶しています。
(娘が練習していた時の話です)

演奏時間は約1分30秒前後になると思います。

この紡ぎ歌は、昔の女性(エルメンライヒがこの曲を書いた頃の女性??)がよく使っていた糸車で糸を紡いでいる様子を表現しているのだそうです。

糸車で糸を紡ぐという作業を見たことがあるという子供は少ないと思うので、イメージがわきにくいかもしれませんが、それこそ動画を探してちょっと見せてあげるというのもいいかもしれませんね。

そこまでしなくても、昔は糸車をクルクル回して糸を作っていたんだよ~

みたいな簡単な説明をしてあげるだけでも子供は想像力が豊ですから

「クルクル回る」の言葉だけでも結構良い感じで表現できちゃうと思います。

では動画です。

いつもお世話になっております。pianeysさんです。



こちらではこの曲の難易度を初級~初中級と設定されていますね。

次は、ピティナのチャンネルより、
中田 雄一朗さんの演奏です。



このように弾けたら・・・という感じですね。
何も言う事はありません。
お手本中のお手本だと思います。

最後はちょっと変わった感じで
楽譜をなぞってくれる動画です。
この手の動画も初めて弾く方にはとても助かるんじゃないかな~と思います。

ピアノ発表会 初級向け★平吉毅州 タンポポがとんだ ピアノ演奏動画集

  これまで、 真夜中の火祭り スタレガ・ラプソディ チューリップのラインダンスと発表会向けの曲をいくつか紹介させて頂いた、平吉毅州(ひらよしたけくに)さん作曲の曲を今日はまた紹介したいと思います。

今まで紹介した3曲は初級上~中級始め頃くらいの難易度の曲でしたが、今回紹介するタンポポがとんだは初級向けになります。
初級向けの曲ですが、ステージでかなり映える素敵な曲です。

平吉毅州さんのお馴染みの虹のリズムに入っている曲だけあって、リズムもとっても良い可愛らしい曲です。



演奏時間は弾く速度にもよりますが、だいたい30秒前後になると思います。

短い曲なので、小学校低学年くらいのお子さんが演奏する事が多いようです。
また、この曲ともう1曲短めの曲 2曲を発表するというようなパターンも結構あるようですね。

では、早速動画を紹介していきます、
今回はピティナのチャンネルから、
佐久間 あすか  さん演奏のタンポポがとんだから



とっても歯切れがよくて可愛らしいですね。
大人でもこんなにかわいい雰囲気を出せるものなんですね!!
実は素人の私もこの曲を弾いてみたことがあるのですが、
どんなに歯切れよく、軽く 飛んだ 感を出そうと思っても
やはりこんなきれいな音にはならないんですよね。。

やはり体の使い方など色々あるのでしょう。
ピアノ  習いたいな・・・とつくづく感じる曲でした。

2つ目の動画は横から見た画と上から画を一つにしてくれている
撮影の動画です。
これはとても参考になると思います。



紹介したお二方とも、テンポが丁度良いというか・・・。

この曲、結構演奏する子を見るのですが、
指導者からの指示なのか、
もしかしたら緊張のせいもあるのかもしれませんが・・・
やたら速く演奏する子が結構いるんです。

リズムが良い曲だと速く弾きたくなる気持ちもわかりますが、
そこは曲の雰囲気を大切にして程よいテンポで
タンポポが飛んでいく様子をイメージできるようなリズムで弾けると良いかなと個人的には感じています。